〒501-4222 郡上市八幡町島谷737
TEL0575-65-3959
FAX0575-65-3958
店主 渡辺 庄吉
430年の伝統正藍染、カチン染の店。
毎年大寒の日にテレビ番組、ニュースで取り上げ放映されている、吉田川の鯉のぼりの寒ざらしで有名なお店が渡辺染物店。
天然藍は古くからある天然染料の一つで、この正藍染めを生業としている「紺屋」は少なくなっています。
特に、もち糊で様々な文様を手描きで描く「筒描」の伝統技法は希少価値となっています。
今なお正藍染の伝統技術を継承し、同時に創作活動を行っているのは、店主である十四代菱屋安平(渡辺庄吉)と家族・親族数人だけで、幾つかある染色工程を全て身内で行っています。
主な製品は、藍染と鯉のぼりであり、藍染は、のれん、風呂敷、浴衣、袢纏のほかタペストリー、テーブルセンター、ショール、スカーフ、コースター、バック、額飾りなど幅広く作られています。
但し、量産出来るわけではありません。
全て手間を掛けた手作りで、文様の元になる型紙作り、筒描(練り上げたもち糊を筒袋に入れて絞り出しながら柄を描いていくこと)、藍甕に何度も浸して濃紺にまで染め上げていく染色工程、縫製などの一連の工程を経て、一つを完成させるのに2週間以上を必要とします。
1月〜4月は主に鯉のぼりの生産が行われ、それ以外の季節に藍染の色々なものが染められます。
見て、触れて、正藍染の良さを暮らしに活用してみませんか。
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